2018年10月15日
カテゴリー:
経営理念(ミッション・ビジョン・カンパニースピリッツ・セルフイメージ)
全ての関わっている人に感動体験を提供する
365日ブログ
441日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
東洋経済の記事で
フェンシング協会会長、
太田 雄貴さんの記事を見ました
実は太田さんとは
母校、同志社大学の同じ学部で同級生なんですね
大学を卒業した年、
2008年に北京オリンピックで
銀メダルを獲得されていました
あれから10年
時は経ち、
今はフェンシング協会会長として
奮闘されています
素晴らしい記事だったので、
今日はそこからの気づきです
”フェンシング2.0に挑む会長・太田雄貴の奮闘”のリンクはこちら
1.改革の幕開け
フェンシングという競技を
実際に直で観戦されたことはありますか?
僕も残念ながらテレビの画面越しでしか無く、
直で観戦したことはありません
第71回全日本フェンシング選手権大会が
12月9日に開かれるそうですが、
すでに完売しているそうです
”全体の70%が発売初日に売れ、
発売開始から40時間後にはすべてのチケットが完売”
驚異的な売上で、
素晴らしい結果ですね
ですが結果だけでなく、
その過程も素晴らしく考えさせられる内容でした
2.周囲への公言と2つの軸
太田さんは
『集客できる競技・稼げる競技への転換を目指す!』
と公言しています
逆にいえば、
アスリートとして太田さんが
集客できない競技・稼げない競技と
実感してきたゆえの公言だと察します
素晴らしかったのは、
2軸の掛け合わせの考え方です
①オーディエンス・ファースト(観客第一)
②アスリート・ファースト(選手第一)
「お客さんが満員の会場で結果を出すこと」を念頭に置く
これって全てのビジネスに通じますね
集客と結果を両立させる
2つの軸も素晴らしいですね
売上も細分化すれば
単価と数量という2つの軸になります
売上を上げたいという考えが大きいのであれば
細分化して小さく考える
太田さんは顧客と選手という
着眼点で細分化されています
3.集客は愚直な実践!
集客の方法は『手売り』
信頼できる知人20人にチケットを託します
1人当たり10枚~20枚のチケットを託したと書いてありましたが、
単純に考えると知人経由の販売は20人×20枚で400枚
1人で400枚を売るのは大変です
いろんな売り方はありますが、
信頼できる仲間の力を借りて
超密着戦で数字を積み重ねていく
言うは易し、行うは難し
成果を生むためには、
やはり愚直な実践ですね
4.周囲を巻き込むビジョン
”「フェンシングの先を、感動の先を生む。」と掲げ、
フェンシングを取り巻くすべての人々に感動体験を提供し、
フェンシングとかかわることに誇りを持つ選手を輩出し続けることを目指す”
このビジョン、素晴らしいですね
特に全ての人に感動体験を提供するという点ですね
フェンシングという
競技会場に足を運ぶことで、
感動が得られる
人は感情に突き動かされます
モノやサービスを売るのではなく
体験を提供する
感動を体験できるのであれば、
何度でも足を運びたくなりますね
5.結び
ビジネスやスポーツ、
分野は違えど共通点が多くあります
自分で経験をしているからこそ、
業界の構造を理解できるし、
課題や問題点が見えてきますね
そして起点は想い
どんなモノやサービスを売るのではなく、
誰に何を届けたいのかという想いが起点になりますね
何を売るかではなく、
誰から買うかという時代に入りました
目の前の資金繰りに追われ、
夢やビジョンを語る余裕も無い
そんな経営者の方を財務面で支援し、
夢やビジョンをいかに語れるような状況を一緒に作るか?
明確な想いを持って業務に
取り組んでいきたいと思います
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄