2018年10月12日

カテゴリー:

事業再生・リスケジュール


定期的な実績報告を銀行にしましょう

365日ブログ

438日目

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

昨日、

お客様に同席をして銀行2行を回り、

経営改善計画の提出後の実績報告をしてきました

 

 

 

 

1.経営改善計画とは?

 

 

下記の事業計画の記事でいえば、

3番目の事業計画です

 

8種類の事業計画で会社を強くしよう!

 

業績悪化等により資金繰りが厳しくなったときに、

金融機関に合理的な経営改善策を提案することで

当初の返済予定からリスケジュール(条件変更)を

依頼するための事業計画です

 

 

2.経営改善計画の内容

 

 

経営改善計画には、

業績が悪化した対外的な理由や

対内的な理由、経緯を記載します

 

 

そしてそれに対応する具体的な改善策や

アクションプランを記載していきます

 

 

5年分の貸借対照表、損益計算書、

キャッシュフロー計算書を作成し、

今後の財務状況の見通しについても

説明をすることで支援を依頼していきます

 

 

経営者の方は今後の改善策を考え、

専門家は経営者の考えを整理することで

具体的に落とし込んでいきます

 

 

3.リスケ実行後の実績報告とは?

 

 

経営改善計画を提出した後に、

リスケが無事実行されれば

一時的には資金繰りが緩和されます

 

 

その後は定期的に

支援をしていただいている銀行に

実績報告をしていきます

 

 

具体的には言えば、

改善策を実施した結果を報告します

 

 

例えば、

改善策に貸借対照表のスリム化

(不良債権の処分や換金できそうな資産の処分)を

提示したのであればそういった結果を報告します

 

 

また高コスト体質であれば、

具体的に実施した経費削減など、

前期比で比較で消えれば明確にわかりますね

 

 

4.実績報告のポイントは?

 

 

その際に説明すべき事項を要約した

A4数枚程度のレポート

用意しておくと良いでしょう

 

 

 

何も無い状態と

何か資料がある状態では

進行状況がガラッと変わってきます

 

 

僕は両方経験があるのですが、

銀行の方も暇ではありませんし

僕たちもできるだけ漏れなく正確に

実績報告をする必要があります

 

 

また課題と改善策を提示することで

経営者の具体的な取り組みや

姿勢を報告することもできます

 

 

こういった工夫も必要です

 

 

リスケ中の方は、

以前のような返済条件に戻せるように

専門家と連携をして再生をしていきましょう

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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