2018年9月29日

カテゴリー:

経営判断のための土台を作る考え方


経営判断の前にまずは土台を整える

365日ブログ

425日目 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

昨日とある会社の決算書を見る機会がありました

 

 

 

顧問先ではないので正直なところ、

詳細な内容までつかめませんが、

 

 

数字を眺めて推移を見ると少し違和感が生まれます

 

 

なぜこのような動きになるんだろう?

 

 

売上が下がっているのになぜ仕入は増加傾向なんだろう?

なぜこの処理を行っているんだろう?

 

 

パッと見なので、

詳細はわからないので何とも言えないんですけどね

 

 

書店にいけば経営分析の手法の本など

たくさん並んでいます

 

 

○○比率や○○分析といった手法です

 

 

○○比率や○○分析といった手法は、

会社の現状を把握する際に有効な場合もあります

 

 

ですが大前提として、

決算書が継続して正しく作成されていることと、

その数値の意味を正しく理解できることがが必要です

 

 

逆に言えば、

決算書が継続して正しく作成されていない場合には

○○比率や○○分析をいくらやったとしても効果的ではありません

 

 

決算書なんていいかげんに作ろうと思えば、

いくらでも作ることができます

 

 

意図的に改ざんという話になれば

粉飾決算という話になります

 

 

いいかげんに作れば

税務的なリスクが上がったり

銀行の印象は悪くなります

 

 

正しい経営判断の基準を作るためには、

しっかりした土台が必要です

 

 

良い建物を作ろうと思っても

建物の基礎の部分や土地がぐらつけば、

建物もぐらつきます

 

 

こんな状態ではいくら分析をしても時間の無駄です

 

 

よりタイムリーで適切な意思決定をしていく

 

 

そのためには普段から

しっかりした土台を作っていきましょう

 

 

税理士に任せっぱなしだから、

いいんじゃない?

 

 

と思ってはだめです

 

 

売掛金や買掛金の管理用資料も作成していない

決算の直前であわてて資料を準備して税理士に任せている

公私混同で経費もプライベートの支出もごちゃまぜ

 

 

どんなに税理士が達人でも、

土台は完成しません

 

 

土台を作るためには経営者と税理士が

連携をして作っていく必要があります

 

 

強い土台を作っていきましょう

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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