2018年5月26日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る


通帳に入金された108円。使っていい金額、いくらか知っていますか?~納税預金のススメ~

365日ブログ

299日目 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

今日の午前中は

資金調達の相談1件

 

 

午後は新潟に移動して

ワークショップの準備です

 

 

先日、試算表の数字の件で

顧問先の方から電話がありました

 

 

畑中さん、今期利益が出過ぎていて税金がやばそうです。決算までの期間でもっと出てしまいそうです。なんとか利益を減らしたいです

 

 

現状を考えると、

止めたほうがいいと答えました

 

 

考え方もお伝えします

 

 

 

節税の手法は

大きくわけて4つ

 

 

 

 

優先順位が高い

キャッシュアウトしない節税は今期は使えないため、

キャッシュアウトする節税しか残っていません

 

 

無理に節税をする必要は、

無いのです

 

 

過去に書いた記事はこちらです↓

 

節税をするための4つの着眼点➀

 

 

僕としては、この

 

 

利益=税金で持っていかれる

 

 

この蔓延している考え方は

修正していきたいのです

 

 

そして正しい考え方を伝えていきます

 

 

そういえば昨日たまたま小銭入れに

108円残っていました

 

 

1個100円の商品に

消費税8%をかければ

108円です

 

 

108円が通帳に入金されたとしましょう

 

 

そうすると、

通帳に残っている108円は

全部使えると錯覚しちゃいますよね

 

 

でも、

使ったらだめなんです

 

 

108円のうち8円は

消費税として納めるし、

100円のうち30%の30円は

法人税等として納めます

 

 

108円のうち38円は、

入金された瞬間に

国のものなんです

 

 

これは売上=利益と仮定していますし、

税率も単純に考えているので

あくまで考え方ですけどね^^

 

 

実際は支払う経費もあるので

利益は変わってきますよ

 

 

話を戻すと・・・

 

 

自分が

使っていい金額は70円だけなんですよ

 

 

全額は使えないんです

 

 

だから納税預金で

よけておく必要があるんですよね

 

 

 

この考え方は

近藤 学先生が翻訳された

プロフィットファーストという本に

詳しく書かれているのでぜひ読んでください

 

 

おススメの書籍です

 

 

使ってもいい金額を口座に残す

使ってはいけない金額は別口座に移す

 

 

そうすると、

税金で持っていかれるというストレスは

軽減されます

 

 

お金の流れ、

ちゃんと知った上で

現場レベルで落とし込んでいきましょう

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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