2019年10月2日
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景気が本格的に落ち込む前に調達を済ませましょう
365日ブログ
793日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
今日も消費税関係で所感を少し
とあるニュースで
今回の消費税の増税に合わせて
廃業をするという小売店の特集がやっていました
理由を要約すると、
・高齢に伴う体力の低下
・制度の複雑さ
・制度に対応するための設備投資金額を捻出することが困難
etc
こんな理由が主でしたが、
日本の会社が消えていくのは
なんとも寂しい限りです
前に見た統計では、
インボイス制度が始まる2023年までには
免税事業者のうち7%超が廃業を検討しているとの
統計が出ていました
今後はこの傾向は続いていく可能性があります
財務的には会社として生き残っていくことを
大前提として考えていかなければいけませんが・・・
ここでも過去の統計で重要なのが、
過去の2回の消費税の増税時には
GDPや成長率を押し下げているということ
景気が冷え込む冷え込むと言われていますが、
過去には実際その通りになっているわけです
今回はポイント還元や
住宅ローン控除の拡充など
前回には無かった対策は実施されていますが
効果は不透明です
だから万が一景気が冷え込んでもいいように、
今、銀行から調達をしておきましょう
ということです
目安として、
固定費の3ヵ月~6ヵ月の現金残高を常に保持する
そうすれば、
売上が0の状態でも耐えられることができます
景気だけじゃなくて、
台風や地震などの災害のリスクもありますしね
特に我々が住む東海地方は、
南海トラフ大地震という
予測されている災害もあります
決算書や個別の事情は
ミクロの視点かもしれませんが、
統計・データからのマクロの視点で
打つ手を考えていくことも重要です
もし景気が冷えこまなければ、
それはそれでよかったという話だけですからね
今日できる最善・最高の策を^^
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄