2024年1月29日
カテゴリー:
退職・賞与の損益を平準化する
365日ブログ
2,373日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
今日は月次ミーティング
計画や前期比較と比べてみて、
人件費が1年前とほぼ倍に
新規出店や拡大傾向だと、
人件費がどんどん膨れ上がっていきます
加えて、冬季賞与や夏季賞与、
あるいは退職金などで臨時の支出があるときには注意が必要です
例えば、
単月で100円、100円・・・と黒字を積み重ねてきて、
賞与で1000円支給
あるいは退職金で1000円支給
月次でモニタリングをしているときは黒字で良かったよね、
と考えていても急にドカッと赤字計上になってしまい、
判断が見誤ってしまう可能性があります
そんな時におすすめなのが、
引当金
です
例えば賞与引当金や退職給付引当金などで、
将来発生する費用を概算計上していけば、
毎月の費用をならすことができます
社歴が長い人などは退職金も多くなったりします
そんな時に通常の処理だと営業利益が少なくなったり
赤字になってしまう場合があるため、
会社の状況によっては決算書の見栄えが変わってきます
ただし概算で費用を計上しても、
税金を減らせる効果は無いのであくまで経営判断目線ですね
銀行からの評価を上げたり
お付き合いを深くしていくためには、
決算書作成も一工夫していきましょう
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄