2019年6月22日

カテゴリー:

資金繰り


手元資金が減る3つの理由の把握とその対策、できていますか?

365日ブログ

691日目

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

1年前に銀行からの資金調達を

支援したクライアントの方います

 

 

決算が終わったので、

銀行報告資料を作り、

提出前にクライアントの方と

共有していたときに少し感じたことです

 

 

報告資料の中には主に

貸借対照表(BS)の現状報告と

損益計算書(PL)の現状報告

 

 

決算書には、

調達→投資→回収の資金サイクル

結果が全て反映されていることと、

今後の課題と取り組みを共有すること

 

 

今期はさらに資金調達をする可能性があるので、

定期的な報告は関係性構築のために重要ですね^^

 

 

それで、

経営者の方からこんな質問を受けました

 

 

「通帳の残高が昔より減っているけど、なんでだろ・・・」

 

 

中小企業の社長の場合だと、

決算書についてはやや抵抗がある方もいますが、

直観的で一番わかりやすいのが通帳残高

 

 

通帳残高が去年より増えているか

減っているかといった視点で話をしたほうが、

より伝わりやすくなる場合がありますね

 

 

通帳残高が順調に増えている場合は大丈夫ですが、

問題は通帳残高がどんどん減っている場合です

 

 

手元資金である通帳残高が減る理由は

大きくわけて3つあります

 

 

 

1つ目は黒字経営をできているけど、

入金サイトより支払いサイトが早い場合です

 

 

意外に感じる方も多いかもしれませんが、

黒字経営でもお金は無くなります

 

 

順調に売上がのびていっても、

支払いが先にくる場合には

手元資金が減ってしまいます

 

 

2つ目は赤字経営で、

入ってくるお金より出ていくお金が多い場合です

 

 

銀行から一時的に借りても

先延ばしをしているだけなので、

まずは知恵を絞って至急対策が必要です

 

 

3つ目は投資をして、

お金が別の形に変わっている場合です

 

 

投資の形は設備投資子会社株式

経営者の方への生命保険など

いろんな形が考えられます

 

 

手元資金が同じように減っている場合でも、

その理由と対策は会社ごとによってバラバラなんですね

 

 

手元資金が減っている場合は、

上記のBSとPLの中に

改善のヒントが隠されています

 

 

特にBSには、

経営者の方もうっかり

忘れているようなことがあったりします

 

 

過去にキャッシュを作る7つの方法

書いたのでよかったらご覧ください

 

資金繰りがきつくなったときの資金対策~手元のキャッシュを作る7つの手法~

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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