2024年9月18日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


4種類のスイッチングコストの比較衡量

365日ブログ 

2,606日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です 



今賃貸している駐車場の利便性が少し悪く、

最近新しい駐車場を探していました



ですが望んでいる条件面でなかなか見つからなく・・・



ようやく1件見つかって、

今の駐車場の解約時期などを確認中の間に、

別の借り手が先に契約してしまったようで

ゴハサンになってしまいました(;^^)



切り替えのために、

今の駐車場と新しい駐車場の賃料の重複を考えて

悪あがきをしていたことが失敗の要因でした



ひとまず今回はあきらめて、

あと1年は契約を続行することに決めました



一般的に、

何かと何かと切り替える時期にはスイッチングコストが発生します



スイッチングコストには大きくわけて4種類あって、



  1. 金銭的コスト: 解約手数料や新しいサービスの導入費用など、実際にかかるお金
  2. 時間的コスト: 新しい製品やサービスに切り替えるために必要な時間
  3. 心理的コスト: 新しいシステムに対する不安やストレス
  4. 学習コスト: 新しい製品やサービスの使用方法を習得するための労力



上記のコストが発生します



今回は1の金銭的コストを少なくしようとしてしまった結果、

駐車場の切り替えという希望した結果になりませんでした



よって2の時間的コストもさらにかかってしまうことになってしまいます



他にもよくあるのが、

会社の基幹システムやツールなども当てはまります



会社の基幹システムをまるっと変えようとしたとしても、

現実的には前のシステムもデータの移行や保存など、

一定期間重複をして走らせる必要があります



また新しいシステムへの学習期間なども発生します



このようなスイッチングコストを受け入れた上で、

望んだ結果へ向けて動いていく必要があります

今回の件を踏まえて、

次回は決断のタイミングを早めたいと思います(;^^)



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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