2023年8月14日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


勘定科目に複数の意味を持たせる

365日ブログ 

2,205日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



先日打ち合わせをさせていただいたお客様の中で、

試算表上去年より大きな支出になっているとある科目がありました



我々からすると短期的には

「削っても良い支出」に見えます



一方で会社側からすると、

「試験研究費」のような位置づけで

中期~長期には会社にはプラスになるとの考えもあります



このように複数の意味を持たせることはすごい大切だと感じます



以前に、銀行の利息に対する考え方を書きました

銀行から借り入れをしたときに支払う利息を、

「もったいない」と考えて借入を嫌がる人も一定数います



利息を余計な支出とだけ考えると、

苦痛なことがずっと続いてしまいます



ネガティブな感情と一緒に

ポジティブな感情も持ってほしいので、

利息については「交際費」と「保険料」という

別の角度からの考え方をお伝えしています



どのような意味をもたせるかは自分次第です



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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