2021年12月10日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


「権限委譲」と「丸投げ」は違います

365日ブログ 

1,593日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



10万円給付の件、

各自治体で混乱が起こっていますね 

現金+クーポンで支給するという案を

各自治体の判断によって現金支給も

認めるという方針転換をしました



原則 現金+クーポン

例外 自治体の判断で現金一括給付も可能



そもそも政策自体賛否が分かれていましたが、

自治体によって受取方法が変わるということで

意図がさっぱりわかりませんね



当初から誰の何に対する支援なのかわかりませんでした



目的がわからない政策だったため

手法も設計自体がイマイチだなーと思います



結果無駄な事務費用ばかりかさんでいます



国からすれば、

各自治体へ任せたということで

「権限委譲」をしているつもりだと思います



ところが各自治体からすれば、

「丸投げされた」という感覚が強いでしょう



でもこのようなことは通常の会社でも起こりうることですよね



経営者はとにかく毎日毎日忙しいです

通常業務

営業

資金繰り

人事

入金確認・経費支払

これからの戦略・戦術

・・・



中小企業の社長は特にとにかくいろんなことを

考え続けなければいけません



自分の重要なことだけに専念するために、

ある程度行くと人を採用もすると思います



従業員にどんどん仕事を任せよう

やりがいを感じて仕事を進めてくれている



という意識になっているかもしれませんが、

従業員側から見て実はそうじゃないケースもあるかもしれません



従業員側からすれば丸投げされた、

放置されていると感じれば良い気分はしませんね



権限委譲も組織の目標の達成に必ず必要です



決して丸投げにならないようにフォローは大切ですね



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

  • 【無料診断】ドンブリ経営レベル5段階
  • 【無料メール講座】7日で学ぶ!ドンブリ経営から脱却するための最初の一手
  • 【1on1個別セッション】会社の経営数字について学ぶ!

月別記事

MONTH