2021年10月24日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


「裏付け」で選択肢を増やす、「逆提案」で選択肢を消す

365日ブログ 

1,546日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



我々の役割の1つとして、

経営者の方の選択肢を増やすことが

大切だというのは昔から思っていました



例えば、

事業計画作成のサポートを通じて、

売上や経費の金額から見込みの利益金額、

返済予定金額をシミュレーションすることで

必要な必達目標の売上金額を出すことができます



数字の裏付けが取れれば、

選択肢の1つが生まれます



最終的な決断をするのは経営者の方ですが、

博打的な感覚で決断をするよりも、

ある程度見通しを立てた状態で

決断を後押しすることができます



コロナ禍以前では専門家としての役割として

ここが重要な役割だと思っていました



ところが仮に裏付けが取れなかった場合・・・



どう考えても収支計画が

見合ってないのにも関わらず

無理に実行まで持っていく



コロナ禍でも何度かこのような場面があったのですが、

強引に進めた結果上手く行かなかった場面も見ることがありました



「裏付け」を取って選択肢を増やすだけでなく、

「逆提案」をして選択肢を消すことも

これから求められる役割として

重要だと感じるようになってきました

NoならNoと言い切ることも大切ですし、

もちろん単に保守的になるだけで、

Noと言うだけではありません



経営者の方が重要な決断をする場面



これからのアフターコロナ、

そのような場面もきっと今まで以上に増えていくと思います



そこで真の意味で決断を後押しできるように、

我々もより一層研磨していきたいと思います



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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