2020年11月21日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


売上の増加=利益の増加にはならない。投資とリターンを見極める。

365日ブログ

1209日目 


短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です



会社の売上が増えている中でよく見る場面が、



売上が増えているけど利益は増えていない



という場面です

いわば増収減益という状態です



なぜこのような状態になるのでしょうか?



増収減益のため、

増えている売上以上にコストが増加している状態です



売上が増えているため

基本的には案件などが増えて忙しい

忙しいため代表的なのは追加で

人材を採用をしようとします



このような場合には臨時のコスト

発生する可能性があります



例えば、

紹介会社を使って採用をすれば、

広告宣伝費紹介料なども発生します



採用後は研修費用なども発生しますし、

デスクやパソコンなどの消耗品

交通費などもも増えます



また即戦力ではなく、

未経験者の採用の場合には、

ある程度時間もかかりますよね



仮に人が見つからなければ、

今の社員の方に残業や休日出勤を

お願いすることになるかもしれません

規模が大きくなればコストが少なることを



規模の経済が働く



と言ったりしますが、

初期の規模の拡大時には

規模の経済が働かず逆にコスト増加になる、

といったことはよく見かけます



そのため投資とリターンを見極めることが大切ですし、

本当に規模を追求することが正しいか?

と改めて判断していくことも重要になってきます



適正な規模を保ちつつ、健全な財務体質を構築する



最近の打ち合わせでも、

拡大を目指していた方の思考も変わりつつあります



個人的にも適正なサイズ感であれば、

経済環境の変化にも対応しやすいと思っていますし、

自社においてやるべきこと、やらないことを

取捨選択していかなければいけないと考えています



短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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