2020年9月19日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


なぜ債務超過になるのか?

365日ブログ

1146日目 


短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です



ニュースを見てると

Jリーグのサッカークラブや、

詐欺で逮捕された某健康グッズを売る会社の報道で



債務超過



という言葉をよく見かけました

そもそも債務超過とは何でしょうか?



債務超過赤字は違うのでしょうか?



実は意味が違うんですね



そもそも債務超過とは、

債務が超過している状態・・・



何を超えているかというと資産です



ここではわかりやすくするために、

資産を現金、債務を借金と考えてください



例えば、

現金が100円しかないのに、

借金が1000円ある



こういった状態が債務超過です



現金が1000円あって

借金が100円だけであれば

債務超過ではありません



では赤字とは何でしょうか?



赤字は儲けがマイナスのことです



売上-経費がマイナスだったら赤字の状態です



売上1000円しかないのに

経費が1500円かかってしまった・・・



この場合は500円の赤字ですよね



500円現金が出ていった状態です



ではどうして債務超過になるのでしょうか?



赤字=債務超過でしょうか?



これは少しちがうんですね



例えば、

1年間で赤字を出したとしても、

手元現金がたくさんあって

資産が常に債務より多ければ

債務超過にはなりません



とはいえ毎年赤字をずっと計上していたら

資産はどんどん減っていきますよね



赤字を続けて計上していたらいつか債務超過になる



こんなイメージです



債務超過にならないためには納税後の利益、

つまり税引後利益を多くすることです



自社の出口をどこを目指すかによって戦略は変わってきます



決算書があれば自社が健康状態がわかります



まずは自社がどういう状態か、

理解しておきましょう


短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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