2020年6月28日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


「金額」だけじゃなく「率」でも判断基準を持つ



365日ブログ

1063日目 


短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です



先日、銀行の担当者から

クライアントの方の試算表を提出した際に

こんな質問を受けました



「この月だけ粗利率が異常に低いですけど、

何か理由があるんでしょうか?」



他にも何点か質問があったのですが、

鋭い方だなと思いましたね

この粗利率が低いのは理由があって、

この月は特に公告目的で値引を多くした月でした



「金額」だけ見ていても違和感がなくても、

「率」で見ると違和感を感じるときもけっこうあるです



率の主な指標



例えば、自社の設定している



粗利率

原価率

営業利益率

労働分配率



売上目標等で金額ばかり追いがちですが、

このような自社の判断基準を持っておくのも大切ですね



そして3年分などの並べてみると

推移も見ると傾向も掴めます



逆に、

粉飾決算や脱税なども

「金額」ではなく「率」を比較することで

異常値として出てくることもあるんです



だから今回の銀行の人もそういう視点で

質問をしてきたのかもしれませんね



自社の主要な指標は、

決算書や試算表で動きを掴んでおきましょう



短期でキャッシュフローを改善し

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄



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