2019年10月16日

カテゴリー:

税務調査


税務調査における3つの着地のイメージとは?

365日ブログ

807日目



短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です



ちょうど今は秋の税務調査シーズンです



ところで、

先日ブログ仲間からこんなことを聞きました



「税務調査で税理士が税務署側の見解を優先したために、

税務署側に立ったような気がした」



本来であれば会社から受任している税理士は

会社側に立つのが筋、という趣旨ですね



これを聞いたときに僕が感じたことは・・・



「この情報だけだとコメントしようがない」



なんじゃそりゃって感じですよね(笑)



というのも、

本当にこれだけだと

どういう状況かはわからないんですよね



ということで、

今日は税務調査における

着地のイメージについてお伝えします



税務調査は税務署が

納税者が適正に納税を行っているかを検証をします



そこに税理士が同席をして対応をすることを

税務調査の立会といいます



別に税務調査の立会については、

必ず税理士が同席しなければ

いけないわけではありません



ですがほとんどの会社は

税理士に立会をお願いしているかと思います



立会をするのは早く税務調査を

着地させるメリットもあります



この着地には大きく分けると3通りあります



そもそも税務調査は合法的な範囲名で

適正に納税を行っていれば

問題になることはありません



これは○の場合です



問題になるときは、

法律に照らして×の場合のとき



×の場合は、

ちょっとした軽微なミスの場合もあれば、

意図的な売上の除外や架空の経費など

悪質性が高い場合もあります



あとは△の場合



法律では白黒がはっきりつかない場合、

判断が伴っているような場合でグレーです



つまり税務調査では問題になるのは、

この明らかな×キワどい△の論点です



話を戻すと、

上の税理士の方が税務署側の見解を優先したというのが、

いったいどのような状況かはわかりませんよね



明かな×の場合であれば、

法律上のルールのため修正・是正を

促していくことは重要です



一方で判断によって見解が

分かれそうな△の場合



これは個人的には会社側に当然経って、

主張すべきところは主張すべきだと思います



あとは〇の部分については、

問題になっていないだけで

目に見えない功績、

なんかもあるかもしれません^^



もちろん事前にできることは

〇を増やしていくことです


税務調査について少しでも

イメージがわいていただければ幸いです^^


短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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