2019年1月19日
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税務調査では着地点を決めて社長は少しでも早く本業に戻る
365日ブログ
537日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
先日から始まった税務調査が
予定より早く終わりました
多くの税務調査は2日や3日と
予定日数を事前に伝えられますが、
予定日数より短く終わる場合もあります
今回も予定日数より早く終わって
とりあえずほっとしています
やはり税務署の情報収集能力は
すごいなといつも思います
どこからそんな情報を拾ってきたんだ!
みたいな場面にもよく出くわします
そしてたいていこういった情報は
社長にとってギクリとする
内容だったりするわけです
ところで税務調査では
○か×で割り切れない部分が
よく問題に上がります
といっても実際の経済活動は
法律にこんなことはしょっちゅうあります
いわゆる白黒はっきりしない、
グレーという範囲ですね
こういった部分は、
納税者側も税務署側も
強く主張します
納税者は○
税務署側は×
感情と感情のぶつかり合い、
どちらも正義の主張です
コンピューターやAIで
人間の左脳部分を補助できたとしても、
右脳部分の補助をするのはまだまだ人間の役割です
ここで着地点や落としどころを
探るのが税理士としての力量ですね
人間ですから誰でもミスは起こりますし、
修正申告で多少は追徴で
取られるのは仕方ないかもしれません
ですが、
完全に追徴課税は0にできなくても
普段から適正な申告と納税を心がけていれば
ダメージも最小限に抑えることができます
いるのはこれです
そして税務調査で大切なことがあります
税務調査は本業の利益には1円もつながりません
そして誰が一番時間を割かれるでしょうか?
時間単価が一番高い社長が時間を取られます
税務調査が始まってしまえば、
調査に協力してできるだけ速やかに終わらせて
社長は本業に戻る
そのためにも着地点を決めましょう
先日、3つの”レ”について書きました
モレ・ズレ・オクレ(遅れ)ですね
税務署も大枠で見ているのはこれです
これから確定申告の時期ですが、
意識していきましょう
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄