2018年8月3日
カテゴリー:
売上の1%を繰越金として確保するためには?
365日ブログ
368日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
万が一のときのために貯める繰越金
お金のブロックパズルでいえば、
一番右下の部分です
引用:お金のブロックパズル
超ドンブリ経営のすすめ
著者 和仁 達也 様
お金のブロックパズルでは
会計的には2割の知識に絞り込み、
経営判断に必要な8割のことを
理解できるようになります
お金のブロックパズル上では、
売上100円に対して
繰越金が1円が残っています
繰越金としてお金を貯める意味は、
①万が一の時のため
②将来への設備投資のため
この2つです
ですが、
手元に残るお金ってまったく無いな~
このように感じてらっしゃる方って多いと思います
事細かく分けると
様々はパターンがありますが、
①そもそも赤字の会社で資金繰りがきつい
②黒字だけど銀行への返済が多くて資金繰りがきつい
この2つのパターンが
よく見かけるパターンです
支払先は、
取引先・・・
税務署・・・
銀行・・・
いろいろあると思います
いずれにしろ、
お金が入ってきては支払いに消える、
お金が入ってきては支払いに消える・・・
この状態です
どちらかというと、
貯めているという意識はあまり無く、
入ってきたお金から出てくお金を差し引いて
余ればいいかな
たった1%の繰越金ですら、
意外とけっこう難しいんです^^;
いくら繰越金の額から
逆残で事業計画を作っても、
現実はなかなかそう上手くは
いかないことのほうが多いです
ですが、
半強制的にこの繰越金を
貯めていく方法はあります
具体的にいうと、
①額
②率
です
例えば、
①は銀行の定期積立金を利用します
月末なら月末で必ず1万円が
引き落としされるように設定します
自動的に引き落としされて
貯まっていきます
意外とやっていない方も
まだまだいらっしゃいます
②はその月に回収した売上の金額を
一定割合他の通帳に資金移動していきます
1% なら1%、
10%なら10%
①の場合だと売上が閑散期や繁忙期など
季節変動がある業種だと
月によっては難しい時期があります
②の割合であれば、
実際回収した金額によって変動していきます
100万の売上のうち、
1%の繰越金は1万円です
1日あたりわずか300円
コーヒー1杯程度です
あるいは人によっては
飲み会1回分くらいかもしれませんね
もし前向きに繰越金を増やしていきたい方は
取っ掛かりやすい方法からトライしていきましょう
初級編と中級編のワークショップでは
このようなお金のブロックパズルを
学んで経営にご活用することができます
経営をより良くしていくために、
判断基準を一緒に学び、
経営をより良くしていきましょう
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄