2017年11月20日
カテゴリー:
固定費は簡単に上げるな~固定費を稼ぐのにどれだけの粗利が必要ですか?~
365日ブログ
112日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
昨日は1人経営とフリーランスについて書きました
縮小の難しさとしては
固定費のコントロールにあります
引用:超☆ドンブリ経営のすすめ
”お金のブロックパズル”
著者 和仁 達也先生
固定費の
代表的なものとしては、
・役員報酬
・給料
・社会保険
・事務所の賃料
・駐車場の賃料
・リース料
・保険料
などがあります
これらのものは、
売上が0円でも発生します
固定で出ていく費用なので必ず発生します
ですが人間たるもの、
売上が良い状態が続くと
もっと綺麗なオフィスに引っ越ししたい!
高級車に乗りたい!
と思うことも出てきます
儲かった!よし、使おう!
と固定費に充てるのは
すごい危険なんです💦
例えば、売上が下がったとき・・・
資金繰りが厳しくなったときでも
事務所のオーナーは賃料の値引には
応じてくれません
リース契約も解約もできないかもしれないし、
違約金が発生する可能性もあります
節税目的で入った
生命保険も翌期以降は
固定費になります
給料も額面のほか
社会保険や電気代、備品等の
その他の経費もかかってきます
額面の1・5倍は余裕を持ってみて
おいたほうがよいでしょう
資金繰りが悪くなった時には
本業以外で金策に走り回ることになります
追加で発生する固定費を支払うために、
粗利益がいくら必要か
これを常に頭に入れておきましょう
本日もお忙しい中お読みいただき、
ありがとうございました
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄