2019年9月12日
カテゴリー:
税金を支払ったあとの利益と返済金額のバランスを整える
365日ブログ
773日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
昨日は決算前の最終確認と定期訪問
売上の金額や利益の金額、
納税の予測などの着地をお伝えしていますが・・・
昨日出た質問の中で、
「毎回思うけど、
決算書上の利益はこんなに出ているけど
資金繰りはいつもきついよな・・・」
こんな感想がポロッと飛び出しました
実はまさにおっしゃる通り
通帳の入出金ベースで
管理をしている経営者の方と、
決算書ベースの数字の印象は
よく変わります
代表的なのは、
借入の返済です
銀行から借りたお金は返すだけなので、
税引後利益から返済をしていきます
銀行への返済は経費にはならないんですね
だから決算書上は利益が出ていても、
銀行の返済金額がそれより多ければ
お金の出が多い状態です
引用:お金のブロックパズル
超ドンブリの経営のすすめ
著者 和仁 達也 様
だからまずは税引後利益と
返済金額のバランスを整えることが重要だし、
返済まで落とし込んだ
税引後の利益目標の目安も作ることも大切
継続的に関与しているクライアントの方でも、
事業計画を作る際には
売上目標と利益目標
税金を支払ったあとの現金残高目標
を必ず作り、
行動計画も必ず作っています
この視点は超重要なので、
ぜひ自社で取り組んでみてくださいね(^^)
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄