2025年3月24日
カテゴリー:
移行期間を設ける

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公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
許認可関係の仕事などは、
何らかしらの報告する書類がありますよね
例えば、
我々の税理士業務もそうです
関与先名簿や事務員名簿を税務署に提出する義務があります
医療法人は決算月から3ヵ月以内に、
所轄の都道府県に事業報告書と経営情報を提出する義務があります
今まで、紙での提出であれば郵送で、
電子であればG-MISというシステムの中で電子報告をしておりました
ところがこのG-MISから、
別のシステムのWAM-NETへ移行されることになりました
移行されるタイミングは令和7年4月からです
今回12月決算の医療法人のお客様の事業報告を進めようとしました
つまり、期限は令和7年3月の今月です
ホームページを見ると、
3月中は旧システムのG-MISが使えると記載があったため、
旧システムのG-MISで進めようとしました

ところが、
どうやらすでに旧システム側の入力は
もうできなくなっているようでした(;^^)
ここで・・・
うん?ちょっと待てよ、と
新システムは4月から稼働
でも旧システムはもう止まっている
じゃあ今やりたい方はどうすんの・・・?
ということで、
管轄の都道府県に確認しました
積極的ではないが、
4月以降に新システムを使って報告をしてOKとのことでした
ホッとしました(笑)
しかし今回の件2つ学びがありました
1つは、変則的な場合には余裕を持って進めるということです
当たり前かもしれませんが、やはり事前準備が大切です
2つ目は、移行期間です
今回は国側の都合で
こちら側ではどうしようもないのですが、
旧⇒新に移行するタイミングで途切れてしまっているんですね
民間でも新しいシステムを入れ替えするタイミングは必ず発生します
その時には、
いきなりすべて入れ替えてしまうと
何かトラブルが発生したときに耐え切れない可能性があります
そのため、同時に走らせつつソフトランディングさせていくことです
重複するコストも当然発生しますが、
必要なコストと考えることも大切です
優先すべきことは、
安全に回り続けるところまで持っていくことですね
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄