2025年12月21日

カテゴリー:

成果を出す考え方


要約は、”お宝のワンセンテンス”を見逃す可能性があります


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です。 



最近の生成AIのテキスト化・要約の機能などは凄まじいものがあります。



例えば、Google系のNotebook LM。



当初はソース元の要約、音声生成やマインドマップなどの機能でしたが、

今ではレポート作成やスライド資料作成、最近は比較表作成などの

Data Tableが実装されました。


どれもありがたい機能ですし、私も活用しています。



ただ、生成AIの機能が効率化・アップデートされていく一方で、

「原典」の重要性も反比例するように上がってきました。



Xでも、

「AIに読み取らせて要約させよう」といった傾向が目についています。



私も専門誌なども、

そのように原典を読まずに要約させていたのですが、

最近はまた原典に戻るようになってきました。



大きな理由として、

生成AIの要約では自分にとっての

”お宝のワンセンテンス”を見つけることができないからです。



お宝のワンテンスとは何か?



それは、自分の感情を揺さぶるワンセンテンスです。



先日、とある書籍を要約させて、全体感のわかるスライド資料を作成させました。



でもそれらを見たときに、



「何かちがう・・・」



と感じました。



購入しようと思った部分、

気になった部分が何も入っていなく、

薄っぺらく感じました。



続いて、原典を見ました。



その時に、涙が出そうになった部分がありました。



このワンセンテンスに出会えたこと、

そして次のネクストアクションにつながったことがあるだけで

購入をした意味が見つかりました。



また、専門家の立場であれば、

やはり原典の条文などの法令は超重要です。



①加工されていない原典にあたること

②その上で加工された要約された情報を得ること



この順番はとても重要だと考えています。



原典にあたることは当然ですが、時間がかかります。



時間がかかっても、自分の頭にフィルターを通すことで基礎体力ついていきます。



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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