2024年10月6日
カテゴリー:
対立構造ではなく、それぞれの立場のやるべきこと
365日ブログ
2,624日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
先日、
上場準備中で監査法人の監査を受けているお客様が、
監査対応でなかなか疲労がたまっているように見受けられました
会計士として監査経験があるので、
する側のお気持ちも、される側のお気持ちもよくわかります(;^^)
一度締めた会計処理について、
掘り起こされて修正を求められることが多ければ、
たしかに良い気分はしないでしょう
ましてや通常業務は通業務で、やるべきことはあります
その通常業務はやりつつ、
場合によってはその修正対応で
残業せざるを得ない場合もあります
そのような面倒なことが発生しがちなので、
場合によっては敵と思われてしまう場合もあります
ですが敵ではないんですね
よく言われていることですが、
会計士や監査法人の法定監査は
スポーツでいえば審判の役割と言われます
スポーツの審判は、
プレーヤーのどちらに寄ってもいけません
役割は適切なジャッジをすることです
スポーツで審判を敵と思っている人はいないでしょう
そのため、
敵か味方かといった対立構造ではなく、
あくまでそれぞれの役割に応じた業務を遂行しています
私も監査経験があるおかげで、
税務業務の際にもその着眼点で
助言できたり議論を進められることは有益と感じています
それぞれの立場で、やるべきことに集中していきましょう
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄