2024年8月29日
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明確な線引きが無い時には対話と譲り合い
365日ブログ
2,586日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
昨日、少し前の裁判事例に関する文献を見ました
納税者と国税側で課税要件を争った事例だったのですが、
地裁→納税者が勝訴→国税が控訴
高裁→国税が逆転勝訴→納税者が控訴
となった事例でした
そして再度納税者が控訴
そして最高裁までもつれた結果・・・
納税者が再度勝訴という事例でした
最終的には納税者が勝訴したわけですが、
本件の反省を踏まえて法律が改正される運びとなりました
法律と解釈のいたちごっこは続きますね
最近の例でいえば、ドローン規制
ドローンを大量に購入して消耗品で経費処理をし、
賃借料で回収していくスキームが流行りました
そうすると税制改正で、封じ込められました
法のスキマを狙った流行り物は、
このようないたちごっこです
ちゃんとした道路が整備され、
中央線があって、左側と右側がはっきりわかれている
このように100人が見て100人とも同じ見解になります
実際は、田舎の道のように、
どこからどこが左か右か不明なことも多々あります
そのような道で対向車が来るときもあります
お互いが対向車を待っていては進みませんし、
お互いが進んでも詰まって身動きが取れません
片方が待って片方が先に進めるなどの譲り合いが出てきます
現実の仕事や家庭でもこのようなことは多々あります
明確な線引きが無い時こそ、状況に応じた譲り合いですね
それでは今日もがんばっていきましょう!!
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄