2023年11月6日
カテゴリー:
変動金利vs固定金利
365日ブログ
2,289日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
お客様の新規事業の融資関係で、
各銀行の提案がまとまりました
その中から、
変動金利と固定金利のインパクトを試算
極論どちらで進んでも余力には問題がないことがわかりました
一般的に調達するタイミングでは、
金利の高さは変動金利<固定金利に
なっているケースがほとんどだと思います
変動金利のメリットとしては、
最初は金利が低いので、支払期間の支払額を少なく抑えることができます
一方でデメリットとしては、
インフレの局面などで金利が上昇傾向の場合は
支払額が増える可能性があります
固定金利は逆で、
借入期間に渡って金利を固定できるため、
金利上昇による利息増加をヘッジすることができます
一方で、
金利下降局面では変動金利と比較して
支出額が増加する可能性があります
金利が上がるか下がるかは、
確実に予測することはできません
大切なことは、
リスク許容度
です
調達金額が少額な場合は、
どちらを選択しても誤差の範囲内かもしれません
まとまった金額の場合や財務内容によっては
大きな影響が出る場合もあると思います
変動金利でも固定金利でも、
元金+利息を支払っていけるなら
財務的にはセーフティラインとしてはOK
そのラインをはっきりさせるためにも、両方の試算は有効です
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄