2023年5月23日
カテゴリー:
強弱の見極め
365日ブログ
2,122日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
同業者仲間で行っている早朝勉強会の講師は
持ち回りで講師担当をしていまして、今週は僕が担当の番です
今日は勉強法的な話になるのですが、
資格の学校等に通うとテキストや問題集が配布されます
そして先生の講義を受けるというのが一般的な流れです
僕は公認会計士試験を受けたのはもう十何年も前になりますが、
その時に確立した勉強法が今でも学習スタイルのベースになっています
一般的な学習法はテキストを読んでから問題集を解くという順番です
インプット→アウトプットの順番です
僕もこの順番でやっていたことがありましたし、
試験に不合格したときもこの順番でやっていました
この順番で行う欠点は、
分厚いテキストを最初から漠然と読むと
ポイントがわからないことです
不合格した後は勉強のやり方を見直したのですが、
その時には問題集を解いてからテキストを読むという方法に変えました
アウトプット→インプットのやり方です
まずこのやり方で精神衛生的に良いのは、
問題集に記載されている基本的で超重要な論点をつぶせることです
最初から問題なんて解けねーよ、と思うかもしれませんが、
最初から問題を解けなくてもいいのです
というか最初は普通は解けません
だから問題集の解説を見ながらでもOK
そうやってポイントを掴んだ上でテキストを読むと、
問題集にも載っているようなポイントが立体的に浮かんできます
そうすると漠然と頭から読み進めていくよりも、
インプットの質がはるかに高まります
問題集は繰り返し解くうちに
最終的に答え無しで解けるようになっていればいいのです
1回目は答えを見ながら解く
2回目は自力で解いてみる
3回目以降は完璧になるまで解く
段階的に刻んでいくことが大切です
そして講義の先生の位置づけも同じです
分厚いテキストは我々からするとポイントがわからないので、
その強弱を掴むために講義を受けるのです
そしてテキストを深く深く理解して、
徹底的に使いこなすために本番までに準備をしていく作業でした
今回はそのようながっつりと試験勉強ではありませんが、
実務をやっているからこそ重要なこともはっきりわかります
実務ベースでも足りていないことをつけ加えながら、
メリハリつけつつ学びを共有したいと思います
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄