2018年12月14日
カテゴリー:
営業の定義を揃える
365日ブログ
501日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
先日、ドバイの中心部からやや離れて
スークに行ってきました
スークというのは市場という意味です
派手なビルばかりではなく、
昔ながらの雰囲気が感じられます
金ばっかり売っているゴールド・スーク
女性用のストールや小物を売っている
オールド・スークに行ってきました
このあたりの街中の雰囲気は
東南アジアのベトナム、タイ、
カンボジアのような雰囲気に似ていました
ただ、
圧倒的に違って1つ驚いたことがありました
それは営業です
本当にびっくりするくらいしつこく
売り込みをされました^^;
掛け声は、
『チョトマテチョトマテオニイサン!』
『ガリガリクン!』
『オカチマチ(御徒町)!』
意味がわかりませんが、
日本語を覚えて声かけをしようとするのは
立派なことです
歩いていると正面からやってきて
ガッと腕を掴まれる
ハイタッチを要求してきて、
ハイタッチすると見せかけて
腕を掴まれお店に連れていかれる
東南アジアでは子供たちに囲まれて
売り込みをかけられたことは多々ありますが、
このような大人たちからの強烈な売り込みは
初めての経験でした
日本でやるといろいろと問題は起こりそうですね^^;
アラブの商人と呼ばれるくらいですから、
これが商人魂なのでしょうか
売っている物の質の良し悪しはわかりませんが、
このマインドは見習う点はあるかもしれません
商売をやっている以上は営業は必要であり、
クロージングも必ず必要になってきます
僕も営業については
かなり苦手意識がありました
まずはこの営業の定義について
揃えておく必要があります
営業の定義は人によって違うと思いますが、
和仁 達也先生の著書、
コンサルタントの対話術では
営業について下記のように定義されています
営業とは、こちらの商品・サービスを売り込む行為ではなく、
相手のお困りごととこちらの商品・サービスを
マッチングするお見合いである
引用:コンサルタントの対話術(P101)
不要なものを無理矢理セールスすれば
それは売り込みになります
一方で、
営業は常に相手のお困りごと起点で考える
著者の和仁先生は
相手の頭の中のお困りごとトップ3を
起点に話しましょうと常々言っております
逆にお困りごとが無ければ、
セールスはしてはいけません
営業トレーナーの
ブライアン・トレーシーは
No,Needs.No,Sales
(ノーニーズ、ノーセールス)と言っています
ニーズが無ければ、
セールスをやっていはいけないのです
今回の件で違和感があったのは
彼らのやっていることはニーズを探そうともしないのに
いきなりセールスをやっているからです
一方通行のセールスは売り込みです
必死さは見習う必要があるかもしれませんが^^;
逆に本当に相手のお困りごとを
明確に解決できるのであれば、
ここぞという時は伝えていかなければいけません
定義次第で営業は良いイメージにも
悪いイメージにもなります
営業をどう定義しますか?
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄