2025年6月27日
カテゴリー:
1社依存のリスク

365日ブログ
2,888日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
顧問先のお客様と話をしていて、
特定の得意先(売上)の依存度が高かったため、
数年かけて分散化してきたという話を聞きました
極端な話、
得意先が1社だけであれば、
超効率的と言えます
一方で、超効率的な分ハイリスクな点があります
それが、
取引停止のリスク
です
その1社との取引が止まれば、
生命線である売上が止まります
これはかなりのリスクです
取引停止には、契約打ち切りということもありますし、
得意先が倒産してしまうといったリスクもあるでしょう
あるいは取引停止まで至らなくても、
条件交渉なども不利になる場合も考えられます

どれだけ依存しているかは明確な線引きはありませんが、
1社に20%~30%依存していれば高いという見方もあります
リスクヘッジのためにも、
依存度は極力下げるほうが望ましいでしょう
特定の会社の依存度を下げるために、
・取引先の多角化
・主力商品の複数化
・事業の多角化
を時間をかけて実践していきましょう
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄