2018年4月8日

カテゴリー:

経営判断のための土台を作る考え方


ダイエットしたいなら小さい皿を選べ~欲望をコントロールする~

365日ブログ

251日目 

 

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄です

 

 

先日発売されたばかりの

プロフィットファーストですが、

以前に書いた記事はこちらです

 

 

プロフィット・ファースト~売上ー利益=経費~

 

先日、翻訳した近藤 学先生の

出版記念セミナーが名古屋であったので

参加してきました

 

 

セミナー中は実際にどうやって導入を支援するか、

そういった点を意識しながら聞いていました

 

 

改めて、

中小企業の経営者に

キャッシュが貯まっていく過程を

実感してもらえる

すごいメソッドだと思いました

 

 

プロフィットファーストでは、

最低でも5つの銀行口座を使い

売上から一番最初に利益を確保します

 

 

実行できれば確実に

利益を貯めていくことができます

 

 

どんなに赤字の会社でも、

一番最初に利益を確保します

 

 

仮に、

1%の利益を確保する場合で

考えてみましょう

 

 

売上100万円だと1 万円を

利益口座に貯めていきます

 

 

売上1000万円だと10 万円を

利益口座に貯めていきます

 

 

今まで赤字でお金が

どんどんどんどん消えていく・・・

 

 

そんな会社でも1%の確保だと

なんとかできそうじゃありませんか?

 

 

この本の中に、

おもしろい例え話が紹介されています

 

 

それはです

 

 

通帳口座を皿、

お金を食材に例えて

紹介がされています

 

 

例えば、

ダイエットをしている人の目の前に

大きな皿に盛りつけられた食材が

たくさんあるとします

 

 

絶対に、食べますよね(笑)

 

 

そうです、

絶対に食べてしまいます

 

 

これは人間の本能と言っても良いです

 

 

これはお金も同様です

 

 

お金が通帳にあれば、

使ってしまうのです

 

 

給料の支払い

仕入の支払い

税金の支払

借入の支払

 

 

等々、

 

 

たくさんあるはずなのに

お金があると錯覚してしまい、

使ってしまうのです

 

 

入ってきたお金から、

使えるだけ使って

残った分が利益

 

 

この考え方では

なかなか利益は貯まりません

 

 

欲望のまま食べたいだけ

食べている状態ですね

 

 

ではどうすればこの欲望を止められるのか?

 

 

先ほどの例でいえば、

 

 

食べる分だけ小皿に取り分けて

食べる量を制限すれば良いのです

 

 

プロフィットファーストは

 

 

売上入金用口座

利益用口座

税金用口座

給料用口座

経費用口座

 

 

とそれぞれの目的に沿った

小さい皿を用意します

 

 

実際導入する際は

最初は少々大変かもしれません

 

 

ですが、やれば必ず成果は出ます

 

 

経営者のビジョンに沿いつつ、

会社に利益をどれだけ残すか?

税金はいくらよければよいのか?

赤字企業はどうやって立て直すか?

 

 

赤字で苦しんでいる、

お金の不安に常に襲われている方は

一緒に対策を考えていきましょう

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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