2023年10月16日

カテゴリー:

成果を出す考え方


資格試験における3種の神器を決めよう

365日ブログ 

2,268日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です 



お客様の従業員の方が簿記の勉強をされていて、

勉強方法について聞かれました



簿記3級から2級へステップアップされた方でしたが、

勉強熱心な方だったのでつい力が入ってしまいました(笑)



僕が初めて簿記3級の勉強を始めたのは大学1年のときでした

ものすごく記憶に残っているのですが、

この受験したときの試験は超難しく、

一緒に受験した仲間も全滅という回で

なかなか苦い思い出があります・・・



その反省を踏まえ、3級、2級、会計士試験と

ステップアップ受験をしていきました



会計士試験も1度不合格になり、

そこから勉強方法のやり方を研究して、

自分の「型」を得ることができました



結論は、やり方は千差万別ですし、

「結果」さえついてこればどれも正解です



合う・合わないもありますし、

いろんなやり方を研究する方が良いでしょう



資格試験の教材は、



・講義

・テキスト

・問題集

・答練(定期的な模擬試験)

・全答練(全国模擬試験)

・過去問

・参考資料(六方や基準など)



等々、様々な教材があります



だいたいどの資格試験においても、

共通しているのではないでしょうか



資格試験は本当に膨大な資料があります



会計士試験における僕の3種の神器は、



①テキスト

②問題集

③過去問



この3つでした



この3つは継続して何十回転と繰り返し解いていました



解く順番も、合格した年は順番を変えました



落ちた年は、

講義を受けて①のテキストを読み、

②の問題集を解くというスタイルでした



合格した年は、

②の問題集を解いてから

①のテキストを読むという順番へ替えました



インプット→アウトプットだった順番を、

アウトプット→インプットという順番へ変えました



これにも理由があって、

先にアウトプットの問題集から入ることで、

確実に基本的な論点をカバーすることができるため、

精神衛生的に安心感を担保することができます



その上で、

問題集に出てた該当箇所をテキストに戻り、

周辺知識も合わせて抑えにいくイメージです



過去問は人によっては

繰り返し解く必要は無い、

と思う人もいるかもしれませんが、

過去問は再度試験に出るという意味で

繰り返し解くものではありません



答練や模擬試験はあくまで予備校が作ったものであり、

本試験の性質とは異なるものです



そのため、

答練や模擬試験に慣れすぎると、

答練や模擬試験では点数が取れるけど

本試験で点数が取れないといったことも現れます



そのため、

過去問は本番と練習のギャップを確認するために利用するものです



やり方は人によって変わってくると思いますが、

どの資格試験であれすべての教材を延々と

繰り返して完璧にすることは無理です



そのため繰り返す教材・繰り返さない教材を決めて、

完璧にする範囲を限定することが大切だと考えています



今回は簿記のご相談でしたが、

簿記は学生であれビジネスパーソンであれ、

本当に重要なスキルです



あれば世界が広がります



勉強されている方は、

ぜひ楽しみながら習得してほしいと思います^^



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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