2023年10月11日
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可処分所得を増やすためには給与額面を増やす、給与額面を増やすためには粗利を増やす。
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公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
経営財務を読んでいると、
国税庁の統計で2022年の平均給与の記事が出ていました
経営財務 3624号から引用
2014年からの推移を見ていると、
2020年頃はコロナの影響もあり落ち込んだものの、
再度上昇局面にあるなと感じます
インフレ等の影響もありますし、
賃上げや社員への還元は大切な要素です
給与額面のほか、
大切な概念は自由に使えるお金、
すなわち可処分所得です
会社と会計の流れを、
お金のブロックパズルで確認をしてみましょう
和仁達也先生 著書:
世界一受けたいお金の授業から引用
右側の家計は個人のサイフ、
左側の会計は会社のサイフです
給与の額面は右側の家計の50の部分です
可処分所得は額面から社保・税金を引いて、
自由に使える部分お金のことなので、
いわゆる手取りの金額40のことです
可処分所得を増やすためには、
給与額面を増やすことが必要です
そして給与額面を増やすためには、
じっと待っていても増えません
給与額面を増やすためには、
その原資を増やす必要があります
それが左側の会計の固定費であり、
固定費をまかなっているのは会社の粗利益です
そして会社の粗利益を生み出しているのは、売上です
今の時代、すぐに採用できる時代は終わりを迎えました
まずは今いる社員に、
定着してもらうことを最優先にしなければいけません
成長拡大と安定を創っていくためには、
売上、粗利益を高めていくこと
そして適切な指標で還元していくことが大切だと考えています
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄