2022年4月4日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


権限と責任

365日ブログ 

1,708日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



この前クライアントの社長が

おもしろいことを言ってました



税務上の中小法人であれば

交際費は年間800万まで

損金に計上することができます



これはあくまで会社として計上できる金額であって、

社長にしか使えないというわけではありません



だからこの社長は、

会社の幹部に上限付きですが

交際費を使用できる権限を与えています



おもしろいと思ったのがその設計です



交際費を使いすぎてもだめですし、

逆に使ってなさすぎてもだめなんだそうです



交際費は経費



経費を使わなかったら

利益につながるところですが、

まったく使ってなくても怒るそうです



交際費を使えるという権限を与える代わりに、

上限まで使ってくるという責任も与えているようです

権限と責任は表裏一体です



何か権限を与えられたということは、

責任も常につきまとうのです



それぞれに与えられる役割がきっとあるはずです



役割に応じた目的を達成するために

業務遂行することが大切ですね



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

  • 【無料診断】ドンブリ経営レベル5段階
  • 【無料メール講座】7日で学ぶ!ドンブリ経営から脱却するための最初の一手
  • 【1on1個別セッション】会社の経営数字について学ぶ!

月別記事

MONTH