2020年11月8日

カテゴリー:

所得税


全体像を把握する。書くべきポイントを絞る。

365日ブログ

1196日目 


短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です



毎年改正が激しくなっていく年末調整



今年は特に大変だったのが、



「給与所得者の基礎控除申告書 兼

給与所得者の配偶者控除等申告書 兼

所得金額調整控除申告書 」



という書類の登場

従業員の方に回付をして

書いてもらわなければいけない書類です



おそらくこの書類をポンと渡されて

スラスラと書くことができる人は

あまりいないのではないでしょうか(^^;



まずこの難解な書類の全体像を把握しておきましょう



大きく3つの部分にわけることができます

まずはオレンジ色の部分、

給与所得者の基礎控除申告書 です



こちらは基礎控除の金額が

所得の金額によって変更になるため、

全ての方が記入対象になる部分です



次に青色の部分、

給与所得者の配偶者控除等申告書 です



こちらは配偶者の方の所得の金額によって

配偶者控除の金額が変更になるため、

配偶者がいる方のみが記入対象です



そのため配偶者がいなければ記入扶養です



次に緑色の部分、

所得金額調整控除申告書です



こちらは年収が850万を超える方のみ記入対象です



1枚の書類の中に、

必ず書かなければいけない部分や

そうではない部分が混ざっているため

非常にわかりづらくなっています(^^;



弊社の場合だと、

クライアントの方には

必ず記入してもらうべきところを

絞って案内を出させていただきました



11月はこちらに関する問い合わせも増えそうです



やはり全体像を把握した上で、

簡潔にポイントを伝えられる仕組みは大切ですね



短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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