2020年10月21日
カテゴリー:
ベンチャー企業の資金調達にはエンジェル税制を活用する①
365日ブログ
1178日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
財務戦略の基本に、
調達→投資→回収
のプロセスがあります
まずはお金を集め、
集まったお金を投資し、
そして利益として回収し、
さらに再投資をしていきます
そのため、
起点になるのはいつも調達
そしてこの調達には2種類あります
負債として集めるか、
資本として集めるかです
負債として集める方法で
代表的なのは銀行などの借入です
銀行といっても
政策金融公庫、信用金庫や地銀、
メガバンクなど種類はたくさんあるため
自社に合った金融機関とお付き合いすることが大切です
ところが銀行からの借入の場合、
自社の利益や現在の借入状況によって
どうしても借りられる金額には限界があります
ところが資本として株主から出資してもらえば、
借入以上に大きな金額を集めることができる可能性があります
これは大きな魅力ですよね
今回のエンジェル税制という制度は、
資金を出す個人投資家が税務的なメリットを得ることができます
出資をしてもらう会社が手続を踏むことで、
個人投資家が税務上のメリットを得ることができます
税務上のメリットを説明できれば、
出資をしてもらいやすくなる可能性もありますよね
具体的にどういうメリットがあるかは
明日以降に解説していきます
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄