2019年2月14日
カテゴリー:
節税も大切、納税と向き合うことも大切
365日ブログ
563日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
国税庁が”節税保険”に対する課税方法を見直す方針を決め、
この影響で各生命保険会社が販売を取りやめることになりました
節税保険とは、
払い込んだ保険料を全額会社の経費として計上でき、
一定期間後に解約すると保険料の大部分が
”解約返戻金”として戻ってくる設計の保険商品です
僕らの業界でも某大手生命保険が
作った全損商品は話題になりました
保険にも限らず、
”節税”が主のスキームで徐々に広がり始めたあとで
税制改正で封じ込められたりすることはよくあります
節税のパターンは大きくわけて4パターンのみです
今回の場合はどちらに該当するでしょうか?
一番最後のパターン、
キャッシュアウトをして
税金を繰り延べているパターンです
実際は税金を減らしているわけではなく、
課税される時期を繰り延べているんですね
もちろん退職金などの資産形成目的など、
必要な保障金額をはじき出して加入するのは大切なことです
現金を増やしたいのか?
税金を減らしたいのか?
税金は確かに”取られる”という
感覚が強いかもしれませんが、
短期的には”納税”というフィルターを通した
税引後利益で自由に使えるお金は増えていきます
節税も大切ですが、
納税と向き合うことも大切です
会社の状況に沿った
財務戦略を設計していきましょう
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄