2018年9月26日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


ETCのバーのような経営数字の判断基準を持っているか?

365日ブログ

422日目 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です

 

 

昨日決算報告で訪問をする際に

高速道路を使いました

 

 

普段からETCをよく利用されている方も

多いのではないでしょうか

 

 

昨日の入り口はこんな感じで、

ETCと一般の2つの入り口に分かれていました

 

 

僕もETCゲートに入ろうと思ったら、

ここでトラブルが発生しました

 

 

5台先くらいの車がETCゲートのバーが開かず、

ETCゲートで渋滞が発生しました

 

 

これは困りました

 

 

あんまり遅れると

打ち合わせの時間に間に合いません

 

 

 

ということで、

1分ほど待って動かなかったので

隣の一般ゲートに移動をして進みました

 

 

僕は5台ほど後ろだったので、

こういった手段も取ることができました

 

 

ETCのバーが事前に見えていることで

対応策を考えて実行することができました

 

 

ところが、

このトラブった車の直後の車はどうでしょうか?

 

 

もう後ろにもさらに別の車も待機しています

 

 

一般ゲートに移ることはできません

 

 

もっと事前にわかっていれば、

ゲートを変えていたかもしれません

 

 

このETCのバー、

非常に資金繰りの関係と似ているなと感じています

 

 

『もっと早くわかっていれば・・・』

 

 

こういった場面は

特に資金繰りが厳しい場合です

 

 

資金繰りが厳しくなって

もう通帳の残高が尽きそうになるのが

いよいよ現実見を帯びてきます

 

 

銀行の返済ができなくなった・・・

 

 

税金の滞納が出てきた・・・

 

 

各種支払が滞ってきた・・・

 

 

こんな状況です

 

 

経営者の方もギリギリまで

経営努力を重ねてこられています

 

 

ですが、それでも上手く行かない場合もあるし、

場合によっては致命的な状態になってから相談に来られる

 

 

そんな方も非常に多いのです

 

 

なぜそんな状態に陥るのか?

 

 

僕も本当にたくさんの方とお話してきてわかるのですが、

1つの答えとして経営数字の判断基準が無いということです

 

 

ある意味、上のETCのバーのようなものです

 

 

危ないと思ったらETCのバーが

バンと降りて進めないようになる

 

 

進むのが危険だとわかればルートを変える

 

 

ただ、経営にはこのようなETCのバーは見えません

 

 

あくまで数字や状況に応じて

自分で主体的に判断していくことになります

 

 

・普段から試算表を見て数字に慣れる

・税理士に疑問点があれば確認する

・確保したいキャッシュの残高の基準値を持っておく

・資金繰表を作ってお金の流れを確認して資金ショートの可能性を探る

・資金ショートするのが見えているのであれば対策を考える

 

 

事前に自分のバーが設定できていれば、

取るべき行動や対策も変わってくるはずです

 

 

1メートル手前で突如バーが現れるのか

 

 

100メートル手前でうっすらバーが見え、

徐々に鮮明になるのか

 

 

取ることができる行動はまったく別物です

 

 

自社の経営数字の判断基準を作っていきましょう

 

 

本日もお忙しい中お読みいただき、

どうもありがとうございました

 

 

短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援

 

財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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