2025年3月13日
カテゴリー:
資金繰りを平準化できないから、融資で安心感を買う

365日ブログ
2,782日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
確定申告も終わりに近づいてきて、
徐々に平常時モードに・・・
とはなかなか行きません
あるある話ですが、
3月15日が終われば法人決算や
たまっていた業務が噴出してきます(笑)
来週から、
・1月決算3月申告の法人決算
・税務調査
・MA案件1件
・事業承継案件1件
・新規相談2件
と続きます
がんばっていきます
今日は3月決算の会社と、
事前打ち合わせが2件でした
このうちの1社が、
業態的にかなり資金繰りに波があります
こちらも驚くくらいに変動しているのですが、
特性として
・在庫⇒売上⇒入金まで期間の長さ
があります
2期分のキャッシュフロー推移を作ってみると、
かなり資金に波があることが実感しました
こういうときには、
やはり運転資金として銀行からの融資がマストです

金利は会計的には支払利息ですが、
保険料や交際費的な意味合いもあります
必要経費として考えていくべきです
目安の資金としては、
毎月の固定費+毎月の借入金の返済金額
これをベースに何ヵ月分が必要かを
基準として考えておきましょう
仮に6ヵ月分の資金があるとすれば、
6ヵ月は売上が0でも耐えることができます
自社の必要資金の基準が6ヵ月で、
仮に12ヵ月分あるとすれば
不要な6ヵ月分は投資に回すことができます
従業員に還元することもできます
自社の必要資金の目安は必ず持っておきましょう
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄