2023年8月16日
カテゴリー:
メインバンク以外から借換提案を受けた時に考えること
365日ブログ
2,207日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
クライアントの方が、
メインバンク以外の銀行から借換提案を受けました
銀行名を聞くと、
立ち位置から考えてなるほどなという感覚でした
メインバンクをA銀行、サブバンクをB銀行とします
今取引をしているA銀行からB銀行へと
借換提案をするときによくあるのは、
①返済金額の負担減少
②金利の負担減少
この2つをB銀行が提案してくることがあります
B銀行の提案を受け入れるメリットはあるような気がしますが、
A銀行からすればメインバンクの立場を取られるため、
A銀行との関係悪化は避けることができません
過去の支援をしていただいた歴史から、
今後もA銀行との関係を継続したいのであれば、
借換提案は受けないほうが望ましいと考えています
逆にA銀行とスッパリ縁を切る覚悟であれば、
B銀行の借換提案は数字上はメリットがあります
また返済金額や利息以外にも、
個人保証を外す提案をしてもらえる場合もあったりします
A銀行は個人保証は必須だけど、
B銀行が外してもらえるのであれば
メリットも大きい提案になります
単純な数字だけでなく、
過去の経緯や今後のお付き合いも含めて
総合的に判断をしてきましょう
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄