2021年11月8日
カテゴリー:
コロナ融資の「返済」と向き合う
365日ブログ
1,561日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
今日は信用金庫の支店長がお見えになり、
いろいろと情報交換をさせていただきました
コロナ禍になり、
コロナ融資を利用した企業もきっと多いかと思います
2020年に本格化したコロナ融資には、
多くの返済条件に返済猶予がつけられていました
返済猶予は元本の返済を行わず、
利息の支払いだけになります
つまりこの返済猶予の間は、
元金はまったく減っていない状況になります
返済猶予はだいたい1年~3年で
組んでいる所が多いかもしれません
そのため返済猶予を1年で契約をした場合には
もう返済が始まっているところもあります
もう少し長い期間で返済猶予を契約した場合には、
返済の開始はまだもう少し先になります
返済猶予をしている間は、
利息だけを支払っているため忘れがちになりますが、
返済は必ずいつか始まります
だから今のうちに、
どのように返済をしていくのか
これを真剣に考えていく必要があります
最近のお客様との打ち合わせでは
そういった議題も出るようになってきました
業種・業態によっては以前のような売上には戻っていない・・・
そのような場合ももちろんありますし、
そんな中で考えるのはしんどい場合もあります
それでも・・・考えていく必要があります!
今日の支店長のお話の中でも、
経営改善が必要なケースを先回りで支援していきたい
そのようなが出ました
我々も銀行も、
明日急激にV字回復するような
ウルトラCのような必殺技は持ち合わせていません
できることは、
一緒に打開策を考えて愚直な実践を
サポートしていくことだけです
我々もまずは、
今の顧問先の方を全力でサポートしていきます
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄