2024年4月19日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


ライフプランの中での優先順位

365日ブログ 

2,454日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です



先日、顧問先のお客様が

銀行から生命保険の営業を受けていました

銀行も融資だけでなく、

金融商品やいろんなツールを販売したりしていますよね



その中で顧問先が営業をされて、

加入をするかどうかなどの相談が来ました



結論、不要になったので見送ることにしました



このような相談は多く受けます



僕からお伝えしているのは、

その営業を受けた保険の善し悪しではなく、

もっとマクロとミクロの着眼点でお伝えしています



マクロの着眼点はライフプランです



どの時点で会社を引退して、

承継していくのかは誰もが考えますし、

考えなければいけません



その際に出口戦略として、

受け取る退職金を基礎として

その他株の売却代金などを考慮が必要です



自営業は退職金も自分で作っていかなければいけません



そのための1つとして保険は大切手法の1つです



そのため保険のすべてを否定するつもりはまったくありません



ミクロの着眼点は会社の数字の経営数字です



今回の会社は、

経営数字も問題なかったので、

極論加入することはできました



直近の損益

資金繰り

財政状態



等々考えると余剰資金もあるため、

今でも払えるといえば払える状態でした



ここで浮き彫りになったのは、

近いうちに実行したいと思っている設備投資ですね



3年後~5年後を目途に大規模な設備投資を考えています



そこから逆残をすると、

今は退職金の原資を作っていくより、

まずは本業の投資のための内部留保を

作っていくことが大切ということに気づかれました



つまりは



優先順位



ですね



ヒト・モノ・カネのリソースは限られているので、

何を大切にしつつ、何から重点的に実行をしていくのか



個々の状況は千差万別



そこを整理をして選択肢として提示できるのは我々の仕事でもありますね



納得できる決断の後押しができてよかったです^^



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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