2019年12月4日

カテゴリー:

経営判断の基準を作る考え方


売上目標より重要な目標とは?



365日ブログ

856日目


短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です



先日参加した役員会議のことですが、

通常は社長のほか

No2の役員の方も同席していただいて

3人で行っています



先日は社長が牡蠣に当たってしまい欠席になりw



社長不在でNo2の方と

1on1ミーティングになりました



あんまりこういったケースは珍しいのですが,

このNo2の方から昨日うれしいご報告をいただきました



「言っている意味がようやくわかりました」



こんな報告をいただきました



経緯をお伝えすると、

この会社は売上目標は持っています



ところが、

入金された売上代金をすぐ使ってしまう、

俗にいうドンブリ経営です



簡単にいえば、

内部留保はゼロ



僕も日頃からお付き合いしている中で、

この使うタイミングが早いなとは思っていました



「納税した状態で利益確定になるからそれまで待ちましょう

利益確定すれば、ヒトに投資しようがモノに投資しようが自由です」



再三このようにお伝えしてきたわけです



このまま進めば、

出口では倒産が待っています



場合によっては、

厳しいことをお伝えしてきたわけです



売上は増えているけど現金残高は減っている



この事実が伝わった時に、

ようやく危機感を感じ取ってもらえたわけですね



中小企業の経営者の場合、

試算表や決算書では難しく感じる場合がありますが、

通帳残高は唯一の真実で明確に伝わる情報です



売上目標を追うのではなく、

それより重要なことは



現金残高目標



です

まずは危機的な状況にも耐えられる

現金残高があるかどうか



これは会社を守るためです



さらにいえば、

納税後と借入返済後の現金残高目標です^^



売上目標を作るなら現金目標もセットで



これが財務のおもしろいところですよ



短期でキャッシュフローを改善し、

経営者のビジョンと願望実現を支援


財務戦略の専門家

公認会計士・税理士

畑中 外茂栄



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