2025年3月16日

カテゴリー:

税金その他


社会通念上とは?

365日ブログ 

2,785日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です 



石破総理の商品券配布問題ですが、

もはやバラマキが体質となっているとしか思えないですね


我らが河村たかしさんが言っていた、



「そうやって子分を増やしていく」



という表現が適切な気がしました



しかし、ご家族に労う意味で商品券10万円・・・



ここで、金額の妥当性を考える上で

社会通念上という概念があります



端的に言えば、常識の範囲内かどうかです



これは状況によって変わります



例えば会食のお土産が数千円程度あれば、

金額としては納得する人も多いでしょう



総理は、

議員の家族を労うのが目的という内容を発していました



会費が15,000円の会食でお土産が10万円の商品券だと

やはり多くの人が意味がわからないと感じるでしょう



実際、現実としてもきっぱり線引きできないことは多くあります



そんな時には社会通念上という概念は重要でもあります



多くの人が納得できるラインとして、



・常識的に許容できる範囲の行動かどうか

・社会一般の人々が通常期待する水準の注意や配慮がなされているか

・倫理的・道徳的に妥当であるか



このあたりを考えていくことが必要です



話を戻して、

金額はいったん置いておいて

今回の行為は政治資金規正法や

公職選挙法には抵触しないため、

違法性は無いと総理は発言されていました



法の解釈と判断は私は専門外ではりますが、

正直そんなことよりも国民感情を蔑ろにした、

最悪のタイミングだったと感じます



103万円の壁も、

言葉遊びのようにこねくり回して

多くの国民には2万円前後程度の減税効果しかありません



総理からすれば、

10万円をポンと渡すことができるのであれば、

おそらくご自身にとってはそれほど痛くはない金額、感覚のはずです



2024年は定額減税も実施されましたが、

基本は1人所得税と住民税合わせて4万円だけでした



しかも、民間は年末調整と確定申告で

超面倒な事務作業を押し付けられた上で、です



もう少し国民目線で寄り添った政治を期待したいですね



いずれにせよ次の参議院選挙は、

若者は絶対に政治に行こう



私達の持っている一票で、政治を変えよう



公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

  • 【無料診断】ドンブリ経営レベル5段階
  • 【無料メール講座】7日で学ぶ!ドンブリ経営から脱却するための最初の一手
  • 【1on1個別セッション】会社の経営数字について学ぶ!

月別記事

MONTH