2021年1月28日

カテゴリー:

所得税


失業保険は課税?非課税

365日ブログ

1277日目


公認会計士・税理士

畑中 外茂栄です



今日打ち合わせに、



失業保険



の話が出ました



失業保険とは一定の条件を満たせば

失業中に受けられる失業手当のことです



だいたい在籍時の額面の50~80%程度が

支給をされるイメージです



ではこの失業手当は、

所得税や住民税は

課税として取り扱われるでしょうか?

非課税として取り扱われるでしょうか?

この失業保険は雇用保険法上、

所得税や住民税は非課税として取り扱われます



最低限の生活費を保障するという趣旨なので、

所得税や住民税は課税されることはありません



そのため失業保険を確定申告や年末調整の対象とする必要はないですし、

税務上の扶養控除や配偶者控除の判定にも影響はありません



ただし注意点があって、

社会保険としては収入として取り扱われるため、

社会保険の扶養の判定には影響を与えます



失業保険の社会保険の見込年収が

130万円を超える場合は注意をする必要があります



税務と労務両方の視点が大切ですね



公認会計士・税理士

畑中 外茂栄

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