2020年2月6日
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なぜ収入が数か所あることを税務署は把握できるのか?
365日ブログ
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短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
よくある相談内容ですが、
複数収入があることが税務署にバレた
税務署から申告をしてくださいと言われたため、
確定申告することになったという話をよく聞きます
A社
B社
C社
それぞれから収入があったことを
税務署は知っている・・・
よく考えるとこれって不思議ですよね
どうやって税務署は、
複数収入があることを
把握しているのでしょうか?
これは給料や報酬を支払った会社が、
・源泉徴収票
・支払調書
を税務署に提出しているからです
これは法律で定められている義務です
源泉徴収票は支払った給料の金額、
支払調書は支払った報酬の金額を
記載をすることになっています
どちらも住所は記載されていますし、
連絡先も容易にわかります
税務署はこれらの書類が届き次第、
申告をしているかどうかを照合しています
これらの書類があれば、
申告をしているかどうかの
おおよそ当たりをつけることはできます
といっても実際は照合するのに
タイムラグがありますから、
忘れた頃にお問い合わせや
お尋ねが来ることが普通です
確定申告が必要かどうかは
税務署に行けば教えてくれますし、
申告のやり方なども教えてくれます
後手に回るより、
早め早めに着手していきましょう
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄