2019年5月24日
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税金を返してもらう手続、更正の請求はひと手間かかる?
365日ブログ
662日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
3月に更正の請求という手続を行いました
更正の請求というのは、
納税をした金額が多すぎた場合や、
還付金(税金を返してもらう)の
金額が少なすぎた場合に
正しい金額に修正をする手続です
簡単にいえば、
支払った税金を返してもらう手続です
それで3月に行った更正の請求では、
お客様から預かった基礎資料の中から
事後的に所得の過大が見つかったため、
正しい所得に修正させていただいた上で
提出をさせていただきました
それで提出をしてから
2ヵ月くらい経った今頃ですが・・・
税務署から連絡があり、
内容を突っ込まれて
電話越しでいろいろと質問を受けました
ですが、
内容が複雑だったため
ビジネスモデルを理解していない
税務署職員の方には
電話ではまったく伝わりません
とはいえ向こうも決済が通らないので、
このままでは進みません
仕方ないので、
追加の一連の説明用資料を作って
税務署担当者に郵送
届いたころを見計らって、
その資料をもとに電話で再度話をしながら
説明をするとようやく内容が伝わりました
この更正の請求、
内容にもよりますが
税務署から問い合わせが
来ることは珍しくはありません
税金を計算した上で支払うのは難はありませんが、
税金を返してもらう手続は少し手間がかかります
ちなみに・・・
この更正の請求はいつまでできるの?
という質問が多いのですが、
法定申告期限から5年以内であれば提出できます
まずは普段から漏れなく正確に
経営状態を把握する体制を
作っておくことが大切ですが、
人間たるものミスは仕方ありません
このような事後的に発覚した場合でも、
このような合法的な規定を
上手く活用していきましょう
本日もお忙しい中お読みいただき、
どうもありがとうございました
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財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄