2018年4月22日
カテゴリー:
IT導入補助金の交付申請始まりました
365日ブログ
265日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
平成29年度補正予算
IT導入補助金の交付申請が
始まりました
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等のみなさまが
自社の課題やニーズに合ったITツール(ソフトウエア、サービス等)を
導入する経費の一部を補助することで、
みなさまの業務効率化・売上アップをサポートするものです。
自社の置かれた環境から強み・弱みを認識、分析し、
把握した経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、
業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を
図っていただくことを目的としています。
一公募は
平成30年6月4日まで
申請を募集しています
去年は補助率が2/3まで対象、
上限額は100万円でしたが、
今年は補助率が1/2まで対象、
上限額が50万に下方されました
税制・補助金・助成金は
国の予算の中で動いているので、
国が進めたい政策が表れていますね
2017年では予算額は100億円でしたが、
2018年は予算額が500億円になりました
採択件数は増える可能性があるためチャンスです
このIT導入補助金も
ITツールの活用で生産性の向上を
目的として進められています。
生産性の定義は
本や学者の方によって
バラバラですが、
『時間単価を上げる』
イメージです
➀業務にかかる時間は
同じで売上を増やす(単価を上げる)
②売上は同じで
業務にかかる時間を
少なくする(業務効率を上げる)
このIT導入補助金も➀と②を達成するためのツールの導入と、
申請書で上記を達成するための数値での
根拠作り(事業計画)が重要になってきます
また、その他の補助金と違い、
ベンダーとの連携が重要になってきます
このIT導入補助金は、
ベンダーのIT導入支援事業者の登録してある
ITツールでしか補助対象になりません。
(ここがイメージしづらいかもしれません)
ITツールの選定と、
申請や受給後の実績報告は
ベンダーのIT導入支援事業者を通じて行うため、
ベンダーとの連携が超重要になってきます
特に最初の段階で
お客様に合ったITツールをご提案できないと、
ブレブレになってしまいます
例えば、
バックオフィス業務を効率化する
クラウド会計も上記ITツールに多く登録されていますが、
現金商売や手形取引が多いビジネスでは
不向きですし、機能が過剰気味の場合もあります
補助金のため採択されるかどうかは
結果が出るまでわかりませんが、
もしITツールの導入を検討されている方は
トライしてみる価値はあると思います✍
弊社は提携しているベンダーと
事前のヒアリングと入念に行って
ご提案をしているので、
ご不明な点があればご相談くださいね
どうもありがとうございました
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄