2024年6月6日
カテゴリー:
粛々と
365日ブログ
2,502日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
今年は6月が大変な時期で、例の定額減税が始まります
5月にご案内させていただいた定額減税について
ちょいちょい質問をいただいています
・給与計算ソフトが正しく計算されません!
・2ヵ所給与はどうすればいいですか!
・年金と給与両方ある場合はどうすればいいですか!
・入退社した場合はどうすればいいですか!
・全額減税金額を引ききれない場合にはどうなりますか!
こんな感じで、
現実はいろんなケースが想定されるので、
給与計算担当者の方は本当に大変ですね(;^^)
何でもこの定額減税の事務経費には、
700億円~800億円の税金が投入されているようで・・・
加えて、
会社側は1年だけの政策のために制度のインプットをさせられたり、
ソフトウェアの会社は仕様変更を強制させられたり、
担当者は場合によっては残業で対応せざるを得なかったり・・・
とてつもない経済損失を生んでいる政策のような気がしますね
今日は自社で仕様している、
2種類の給与計算のソフトの仕様を試してみましたが、
ちゃんと計算が行われるようになっていました
ちゃんとベンダーの方の対応によって業務を進められることに感謝ですね
持続可能性という言葉がありますが、
今回の政策は持続可能どころか単年度だけの政策です
効果が限定的もしくは不明なら、
逆にやらなくてよかったのではないかすら思います
もしくは給付金で一発で終わらせるか、ですね
結局は、
このような政策を生む政党を選んでいる
自分たちの責任でもあるのです
愚痴をいっても仕方ないので、
やるべきことは粛々とやっていくしかありません
6月は定額減税だけでなく
労働保険料等の手続きも多くありますが、
ご担当者の方はがんばっていきましょう
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄