2020年9月27日
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事業計画はトップダウンで作るか、ボトムアップで作るか
365日ブログ
1154日目
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
畑中 外茂栄(はたなか ともえ)です
事業計画ですが、
誰が主体となって作るかで2通りあります
1つは、
トップダウンアプローチ
これは主に経営者や幹部陣が
主体となって事業計画を作る方法です
もう1つは、
ボトムアップアプローチ
こちらは逆に現場レベルの社員が
主体となって事業計画を作る方法です
両方にはそれぞれメリット・デメリットがあります
トップダウンで作った事業計画のメリットは
業界の傾向から考えられる対策や
新規事業のことを反映しやすい点です
逆にデメリットとしては、
現場のことをあまり見えていない計画になったり、
無茶な予算要求になり現場の負担感が増加する、
といった点が挙げられます
ボトムアップのメリット・デメリットは
トップダウンのメリット・デメリットの逆です
メリットとしては、
各部門等が予算を積み上げていくので、
現状の延長のようなイメージで
比較的達成しやすい予算感が出来ます
デメリットとしては、
現状の延長で考えていくと、
新規事業や革新的なアイディアが
反映しづらい点があります
実際の関与先ではトップダウンで
作っている会社が多いものの、
社員人数が多いところはボトムアップで
作ってる関与先の方もいらっしゃいます
もちろん合わせ技もOKです
どちらから入っても一方的な計画にさせず、
なぜその計画が必要かを共有・浸透させること
会社の規模感やステージによっても
どちらの入り口から入るかで
取り組みやすさは変わると思います
最終的にはビジョン達成に向けて、
根拠のある事業計画に近づけていくことが大切ですね
短期でキャッシュフローを改善し、
経営者のビジョンと願望実現を支援
財務戦略の専門家
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄