2017年8月18日
カテゴリー:
予算で0.1%の戦略的経費を計上していますか?
365日ブログ
18日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
先日、
公認会計士と税理士の違いについて尋ねられました
代表的な仕事は、
税理士の仕事は税務業務
会計士の仕事は監査業務
です
経営数字や決算書を扱うという点は共通していますが、
目的・役割・業務は大きく違います
今日は公認会計士として関わった会社の中の話です
売上の1%を戦略的経費として
予算計上している会社がありました
具体的に言うと研究開発費です
イメージとしては新製品の開発や
5年10年単位の将来への投資活動です
売上が100億円くらいだったので
毎年1億円をこういった
将来への投資に使っていました。
割合としては1%
中小企業の方で毎年事業計画を作り、
Plan Do Seeを回し、
予算に戦略的経費を
意識的に盛り込んでいる会社は
まだまだ少ないと思います
売上が1億円だったら100万円を戦略的経費に回す
決してできない金額では無いですけど、
まだハードルは高いでしょうか?
では0.1%だったらどうでしょうか?
売上が1億円だったら10万円です
10万円だったら今払っている固定費や
経費の無駄を見直すだけでも捻出できそうですよね
この0.1%もなかなか素晴らしいですよ
社外参謀/経営コンサルタント
石原 尚幸先生の著書
『日々0.1%を積み上げれば、1年後には○○倍になる』
という記載があります
正解は、
日々0.1%を積み重ねれば、1年後には1.5倍
になります
3年後、5年後にはものすごい差がつきますね
また、石原先生からは
『毎日、昨日の自分よりほんの少しだけ成長できればいいんですよね。
言うは易く行うは難し
”誰でもできることを誰もができないレベルまでやる”
これが成功の秘訣だと私は信じています^^』
と教わりました
まずは1%ではなく0.1%から始めてみる
また、いずれせよやるなら
1.5倍成長している1.5倍成長するためにやっている
と目的を持つのも大切ですね
受け取る効果を最大に高めましょう
話を戻すと、
まずは予算を作る仕組みがあるかどうかです
仕組みが無い方は、
1年先の計画を作るところから始める
仕組みがある方は予算の考え方に
戦略的経費を折り込んで
意味を明確にしてみてはいかがでしょうか?
本日もお読みいただき、
ありがとうございました
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です