2024年9月14日
カテゴリー:
複雑ゆえのコスト
365日ブログ
2,872日目
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄です
今年の6月から始まった定額減税制度
面倒なことこの上無いことに加え、
減税の金額も小さく効果がわかりづらい制度です
6月以降始まりましたが、
一部のお客様では従来とは異なるオペレーションや、
事務作業の誤りが発生しました
その対応でさらに時間がかかってしまう、と
つい最近では、お客様からこんな連絡がきました
「役所からこんな通知が来たけど、
また追加で税金が取られるんですか?」
内容を確認すると、
税金が追加で発生するわけではなく
6月に通知した住民税の通知の中で、
定額減税の記載が誤っていたという内容でした
年税金額に誤りはないため、
納付していただく金額に変更はありません、と
本当に複雑な制度なので、
誤ってしまった役所の方の気持ちもわかります
おそらくこのような事象が他の市町村でも発生しているでしょう
一方で納税者の立場から考えると、
ただでさえ効果が実感しづらい上に、
このような書類を再送したりするコストも原資は税金です
複雑ゆえにコストが多発します
シンプルな給付金で終わらせれば、
ここまでの時間と金銭コストは発生しなかったでしょう
何事もシンプルが一番ですね
もっともまだ途中の段階なので、
我々が行う年末調整は本当に大変な気がします(ノД`)・゜・。
今年はお客様向けの事前準備をもう一工夫したいと思います
それでは本日もがんばりましょう!!
公認会計士・税理士
畑中 外茂栄