2025年10月1日

カテゴリー:

日記


不測の事態に備える、キャリア戦略

365日ブログ 

2,984日目 


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄です。



今日は月初のため、社内で価値観学習を行いました。



お題で、「突然の交通事故で畑中が死んだ後に、どのような行動をとるか」

というテーマで価値観を掘り起こしました。



ちょっと不吉に感じるかもしれませんが、

これも大事な話です。



想定していた答えもあれば、

想定していなかった答えもありました。



思考を共有できてよかったです。



死人に口なし、元気なうちにメッセージとして伝えていかなければいけません。



企業や組織において、リーダーの不在や環境の急変は決して珍しいことではありません。



突然の変化は、事業そのものの存続だけでなく、働く一人ひとりのキャリアにも大きな影響を及ぼします。



結果、今日ディスカッションした内容は、

突き詰めて要約すれば、「企業の存続」と「従業員の未来」です。



どの企業においても通じる内容でした。





1. 事業継続か、清算か



リーダーが不在になったとき、組織は「継続するのか、閉じるのか」という二択を迫られます。



ここで重要なのは、感情論ではなく現実的なシナリオを事前に描いておくことです。



銀行口座の凍結、給与の支払い、行政への手続き…。



具体的な手順を想定しておくことで、混乱を最小限に抑えることができます。



これは大企業だけでなく、小さな組織にも必要な視点です。




2. キャリアの選択肢を広げる



もし組織がなくなったら、自分はどこで働くのか。


この問いかけに対して、「今と同じ業界ではなく、違うフィールドへ挑戦したい」と考えもわかりました。



現職で培った経験やスキルを活かしつつも、より自分らしく働ける場所を求める。



この姿勢は、変化が激しい時代において特に重要です。



ただし、転職市場では年齢やスキルの偏りが壁となることもあります。



だからこそ日常の業務の中で「市場で通用するスキル」を意識的に身につけることが、将来の選択肢を広げる一番の投資になるのです。



私の役割としては、その習得のためのサポートです。








3. 変化を見据えたスキル戦略



今回のディスカッションで、今後のアクションプランを提示しました。



というのも、特定の環境でしか通用しないスキルに依存することは、個人にとっても組織にとってもリスクになるためです。



逆に、市場で需要の高いスキルを積極的に習得することで、キャリアの可能性は大きく広がります。



これは会計業界に限らず、あらゆる職種に当てはまる話です。たとえば、新しい技術の習得や、クラウド化・DXの波に乗ることは、将来の「安心」をつくる手段になり得ます。




まとめ



  • ・不測の事態は必ず起こると想定し、事前に備える。
  • ・キャリアの道は一つではなく、多様な選択肢を持つ。
  • ・「今この場でしか通用しないスキル」から脱却し、市場価値を高める。



これらの視点は、組織を守るためだけでなく、働く私たち一人ひとりが未来を主体的に切り拓くための指針でもあります。



予測不能な時代だからこそ、「現状維持」ではなく、「キャリアの発展」をセットで考える。



その思考習慣こそが、安心と可能性の両立につながるのではないでしょうか。


公認会計士・税理士 

畑中 外茂栄

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